友人の出生図を読んでみる

(◔⊖◔)＜ こんばんは、シナカミインコです。
今日は日がな一日友人の出生図とにらめっこしてました。
自分のだけだと頭が固まってきちゃったですね、ここらで別の人のをがっつり見ようと。
以前からデータもらってたので、
このブログの壁紙やタイトルイラストを描いてくれている、
くろいのうと氏の出生図を改めてじっくり見てみることにしました。

しかしまぁ、氏の出生図は初見時から中々に激しさあるなぁと思ってたんですよね。
許可を得ているのでチャートをぽんと。

占星術知らない人が見てもなんのこっちゃだとは思うのですが。
固定宮のグランドクロス持ちでいらっしゃるんですよねえ。

グランドクロスとは4つの天体がそれぞれ90度で繋がっている形です。
左下から土星（♄）、太陽（⦿）、木星（♃）、月（☽）が黒い線と点線で繋がり、
四角になっているのがわかりますでしょうか。
土星と木星、太陽と月は赤(点)線で真っ直ぐ繋がっておりますね。

てんたいんこズによるこのグランドクロスイメージ(◔⊖◔)

固定宮とは物事の安定化やこだわり、執着なんかを表します。
その辺の要素が強く出るのですね、グランドクロス。
90度（スクエア）は葛藤とか緊張、互いに主張しあい譲らないみたいな関係性があります。
それをうまく乗り越えるとものすごい力になる……という感じなんですけども。
グランドクロスだと乗り越えた先にまた葛藤！　こだわり！　主張！
と、延々とちょっと息苦しい感じが続いてしまうんですな。
その分やっぱり積み上げられていくパワーはやばい……と思ってるんですが。

くろいのうと氏はまず持って生まれた才能や収入手段の場である2ハウスに、
ルールや制限・試練の土星が、風変わりな色を持つ水瓶座の性質を持って入っています。
ちょっと変わった趣味嗜好、マイノリティな考えの持ち主だと思います。
だけど氏にとってはそれが一つの才能であり強みです。
2ハウスってことは、若い内ははその思考嗜好があまり周りに理解されなかったり、
あるいは自分が周りの嗜好や思考に馴染めなかったりで、
息苦しさや違和感を覚えていたかもしれません。

で、牡牛座の太陽は趣味や創造の場である5ハウス。
ものづくりとかには向いてる感じですよね、それもこだわりがありそう。
職人さん気質でしょうか。自分の経験を大事にする方だと思います。
労働としての仕事の場である6ハウスのちょっと手前にあるので、
趣味から仕事へという流れも十分考えられると思います。
ただちょっと頑固なところがありそうです。

次に、神秘的なものや隠されたもの、生死なども表す場8ハウス。
獅子座の木星がここにいます。自己演出に長けてる感じがあります。
というか自己主張の仕方が割と大胆な感じに？
木星が寛容・受容的なおおらかな惑星なので、
ここで固定要素がほんの少し和らげられてる気がします。
なんというか、主張の仕方においてはこだわりがないことがこだわりみたいな……。
直感力とかにも優れてそうですし、ふっと受け取った（湧いてきた）発想を、
自分の作品作りに活かしていそうな感じがします。

最後に11ハウス。友人やより広い対人関係、自分の理想世界の場です。
蠍座の月はあらゆる個性を認める感じです。
自分だけでなく人の個性も受け入れる。一見こだわりとは無縁のようにも思えますが、
「だからこそ自分の個性も非常に大事にする」という感じが出ると思います。
また自己の世界に没頭する感じが凄い！
一度集中力のスイッチが入ると中々戻ってこなさそうです。

以上を踏まえてみると、
とにかく何かにつけて（氏の場合は特に趣味や創造に関することだと思います）
こだわりが強い。個性も強い。ただちょっと風変わり。
誰の個性も認めているので、人の考えを頭ごなしに否定する方ではないけれど、
頑固さはあるので融通がきかない。矛盾してるようですが、
とにかく自分のこだわる部分に関しては頑固、という具合だと思います。

人の嗜好を「なるほどそういうのもいいね」と受け取ることはできる。
蠍座の月なので、その世界に興味を持って入り込むこともできる。
けど把握した後、それを自分の世界に取り込むかはまた別問題ってことでしょうか。
むしろ人の見せる世界を自分なりに染め上げるならどうするか、
というまた職人気質な面が出そうですな。
ただそんな人当たりなので、色々な分野の仲間が自然と知り合いになってそうです。

ゆえに、その自分のこだわりだけでは如何ともしがたい場面に出くわした時、
葛藤から抜け出すのに気合が要りそうって所でしょうか……。
そんな気質があるってことを意識の片隅においておけば、
少し融通きかせてみよう！　と言う考えが、
いくらかスムーズにできることがあるかもしれませんね。
このこだわりの力がかなりのパワーを生み出してることも間違いないと思うので、
過ぎた執着にならないようにするのがポイントじゃないかなー、と思います。

余談になりますけど個人の社会の頂点を表すMCのルーラー（水星）が趣味の場にありますし、
趣味や創造の力を実際に社会的に活かしていくこともできると思うんですなあ。

グランドクロスだけで割と長くなってしまって、
教本片手に考えながらうんうん唸ってたら結構な時間が経っておりましたよ！
他にもヨッドなんて呼ばれる特徴的な形もあって、
中々複雑なチャートだなぁって感じなんですよね……。
氏からOKが出ればまた続きなんかもブログに書くかもしれません。
とりあえず今回はこんな感じで！(◔⊖◔)ノ