占星術と創作のおはなし

(◔⊖◔)< こんばんは、シナカミインコです
なんだか今日はめちゃくちゃ暑かったですね?
夏生まれなんですが暑さに弱いので、こんな時期から
こうこんもりした暑さが続くと中々辛いものがありますな……。
自転車通勤なので日焼けも怖いです、日焼け止め塗らなきゃー。

さてタイトルの件、一見何の関係が? 
って思うかもしれないんですが、こんな本がありまして。

占星術の考えを創作に活かそう、そんな趣旨の本です。

天体をキャラに見立てる。
そんな考え方は以前からちょいちょい見つけていました。
占星術における天体の擬人化とかやってる方もいますし、
講座でも同じような考え方で天体を読み解いたりします。

もちろんそこにはサインやハウスが絡むわけで。
サイン……何座の所かってことですが、
それを天体への性格付けに絡めたり、
移動する天体が遭遇する出来事を示唆したりとするわけですね。

ハウスは天体がいる舞台・場所って感じです。
若い頃であったり、晩年であったり、結婚とか就職とか、
人生のタイミングを表したりするわけです。
場所そのものを示すこともありますね。
学校であったり、墓場であったりとかね。

この考え方を、例えばお話づくりに活かしたらどうだろう?
そこには数え切れない組み合わせがあり、
うまく活用できたならキャラ作りやネタに困ることはないのでは。
そんな可能性を見せてくれる本です。

じゃあ君はこの本を読んで、ネタ作りには困ってないのかい?
と言われると、そこまでではありません。
「天体をキャラに見立てる」という考えで、私がよくぶつかるのが
「このホロスコープに現れるキャラは、他人なのか、自己なのか」
という疑問でした。

以下、自分の中ではまだちょっとこんがらがるお話なので、
とてもとてもわかりづらい文章になっているかもしれません(◔⊖◔)

自分の人生の目的を表す、物語でいえば主役たる太陽。
それはもちろん自分自身だとして、
それ以外の天体は「どこにあるものなのか」。
これがどうしても自分なりに落とし込めずにいたのですね。

その疑問は占星術を学び始めてからも中々解けませんでした。
例えば先生だとかルールを表す土星。
自己にかける制限なのか、自分に関わってくる師やルールなのか、
でも後者だとして師ならその人にも当然太陽がある。

物語創作においてもキャラにはそれぞれ太陽があり、
主人公にとっての師匠が土星ポジションでも、
師匠自身は別に土星そのもの「だけ」というわけではない。

「うん、お前何言ってんだ?」って感じだと思うんですが、
私も「おう、自分何言ってんだ?」って感じなんですよ。

つまり私にとって、天体と天体の関係性や立ち位置。
それらは考えれば考えるほど、こんがらがる事項だったのですね。
占星術を学ぼうとしては折れていた、独学時代の壁でもあります。

これが今、ちょっとずつではありますが解れてきてる気がします。
整理しはじめてみれば、当然っちゃ当然の考えなんですけど。

天体の意味するところも一つじゃないわけで、
先の土星なら内にかかる制限もやっぱり土星で、
試練や制限を与えてくる誰かもやっぱり、
その「主人公(自分)」にとっては土星だったりするわけですよ。
けどその「誰か」は土星そのものではない。
主眼をどこに置くかを失念してはならない。

土星の意味するところが「現実」でどういう表れ方をするのか。
内なる葛藤として現れるのか、具体的な人や出来事として現れるのか。
そんな違い。そしてそれは状況から読み取るしか無い。
自分で気づかなきゃならない。
(そのお手伝いができるのが占術師なんですなぁ、あくまでお手伝い)

腑に落ちてるんだかないんだか、まだ曖昧なとこもありますが、
ストーリー作りに占星術を活用する、という考えが、
ようやく自分なりにできそうだなと。

買ってしばらく経つんですけどね、ほんとようやくですよ。
理解が早い人はこの本だけでも問題ないのかもしれませんが、
自分は占星術の知識を深めることで、理解に近づいてる感じですわ。
天体がどういう表れ方をするのかとか、
占星術の基礎の基礎だろう! とお叱りを受けそうだ。

とは言えまだ実は、天体がそれぞれどんな役者であるのか。
役者と言うか役どころというか。
そういうのが「自分なり」に理解がしきれてないのもあります。
土星なんかはまだわかりやすいんですけどねー……。

こればかりは天体が示唆するたくさんの可能性を、
一つでも多く自分の中に落とし込むしか無いです。
そして想像を膨らませ、気づきをたくさん得るしか無い。

ただ、学べば学ぶほど、
「なるほど、たしかに占星術は創作にも使える」
と思うことしきりなわけですよ。

さらなる学びを深め経験を積めば、ほんとにいつか、
ネタ「だけ」にはあんまり悩まない日が来るのかもしれませんw
ネタ切れは創作者にとって致命的ですからねー!

そしてそれはきっと、
占星術の学びを深める事にもつながるのでしょうな。
占星術から創作へ、創作から占星術へ。
こんな相互作用もありなんだろう、と。
自分なりのアプローチの一つなのかもしれません。

ホロスコープへのアプローチが人それぞれだから、
色んなタイプの占星術師がいるのだろうなぁと、
しみじみ思う今日この頃です、もちろん基礎はありますけどね。

人生は壮大なロールプレイングゲームという人もいますし。
自分の好きなジャンルのゲームに絡めて考えてみたら、
もっと理解が早まるのかなーなんて思ったりしているのでした(◔⊖◔)

ちなみにこの「クリエイターのための占星術」はこちら。

興味が湧いた方は手にとって見てはいかがでしょうか。
図書館とかにもあるのかなー?

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