(◔⊖◔)< こんばんは、シナカミインコです。
思いの外こまめに長くなったヒプノセラピー体験記。
今日含めあと2回くらいかな……? と思っています。
というわけで、続きでございます(◔⊖◔)
記憶の限界から更に遡ったところは、どうやら胎内の様子でした。
うすらぼんやり両親の姿も見えましたが、
ふたりとも特に変わった様子はありませんでした。
が、胎内では思わず乾いた笑いがこぼれたほど、
すさまじい怒りの感情が私に向けられてるわけです。
何事かと思いましたがその中心は間違いなく私でした。
要は、まだ生まれる前の自分です。
胎内にいる割にはずいぶん形としてしっかりしていましたが、
これはイメージの問題もあるのでしょう。
記憶そのものなのか、イメージの世界なのか。
あるいは程よくミックスされているものなのか。
それはともかくとして、自分は見たまま感じるままをトキさんに伝えました。
そしてなぜ怒っているかを探っていくことに。
泣いているというよりは本当に怒っている。
今にも噛みつかれんばかりの形相、胎児や赤子がこんな顔をするものでしょうか。
暴れたくても暴れられない、そんな感覚を受けました。
なんというか、そこはとても「窮屈な場所」だったのです。
生まれる直前……という感じでもありませんでしたが。
早く外に出たい、とにかくこの窮屈さに怒っているのだと。
そして「自分がここにいる」ということを知らせたい。
泣きたくても泣けない、話したくても話せない。
表現したくてもできない、ここはあまりにも窮屈だと。
ああ、と腑に落ちた感じがしました。
ほんとに私は、生まれる前から表現をしたかったのかと。
でも今の自分はどこか縮こまっていて、
まるでそれはこの胎内のように狭く窮屈で息苦しい。
やっと外に出られた後成長して、
いろいろな手段も興味も得てきたのに、
あんまりそれらを表現しているとは言い切れない。
お腹の中の頃から表現したいと切望していたのであれば、
今の私は非常にもどかしく見えることでしょう。
そりゃ怒るよなぁ……と。
謝って、感謝して、自分ももっと表現したいし、
これからはもっと頑張りたいと伝えたりしました。
誘導に導かれるまま胎内の自分の中に入り、今の自分に声をかけました。
ようやくその子は落ち着いてきた様子で、笑った後にすやすやと眠りだしました。
その子を手のひらサイズにできる? と問われたので、
自分の手で包み込めるくらいの大きさへ変わっていくようイメージング。
なんとかできた感覚があったので、その子を自分の胸の内にしまい込みました。
体がほかほかと温かくなったのを覚えています。
これからは、あの膨大なエネルギーを内包したあの子が
自分の内にいるのだなぁと思うと、また表現することに怯えたりしたら
えらい勢いで怒られそうだなぁなんて思ったり。
そうして他に気になるものがあるか聞かれた時、
本当にきれいな夜空が広がっていることに気づいたのでした。
夜空の話とまとめを明日に載せて、終わりの予定です……!(◔⊖◔)ノ