感情の知覚

(◔⊖◔)< こんばんは、シナカミインコです。

今日は仕事の終わり際に中々厄介な出来事がありまして。
気がささくれだったまま帰路についたんです。
私は今自転車通勤してまして、片道30分程ですかね。
ここ数日帰宅時間は暑かったので、上着を脱いでたんですが……。
なんか思ったより涼しかった上、途中から雨が降り出したんですよ。

もう通勤路の中ほどまで走ってきてるので、
電車帰宅に切り替えるわけにも行かない。
まあ空は明るいし、通り雨かも? なんて走ってたんですね。

まばらな雨はやたら大きい粒でした。
風もあったので冷たいし、ちょっと肌寒い。
ははぁこれは、もしかして……と。

この苛立った気分を抱えたまま帰宅したら、
きっとこの後やることに影響が出るから、
「少し頭を冷やすと良いよ!」
なんて天が言っているのかも……? と、
ちょっと前向きに考えてみたんですね。

が、しかし。
粒は大きいまま段々雨量は増え、濡れた服は肌にビタビタ!
派遣仕事中は眼鏡とマスクスタイルでそのまま帰宅するんですが、
メガネは雨粒に覆われ、マスクには水が浸透し呼吸を阻む!
そしてどんどん強くなる雨脚! だんだん暗くなる空!

どんより

気づけばすぐ止むとか思えない本降りですよ。
びしょ濡れですよ、おまけに雷の予感ですよ。
頭冷やすどころか焦りに体温急上昇、しかし血の気は引いていく。
雷は本当にダメなんですよ! 過呼吸起こすくらい!

まあなんとか雷が一回鳴った頃に家にたどり着きましたが。
もう数分遅かったら危なかった……、ずぶ濡れインコのまま
どこかのお店に避難しなければならないところだった……(迷惑)。

今の派遣仕事を始めてから、そろそろ三年程になります。
時間の余裕はそれ以前よりはあるんですけど、
心の余裕がちょっと微妙だったりするんですよね。
得るものも色々ありましたが、職場内の規範にも変動はもちろんあり、
それが以前以上に合わなくなってきてるなー、と感じ始めています。

それはそれとしてこの仕事についてから、私ははじめての体験……
いや、単に忘れていただけかもしれない感情の反応を体験しまして。

それが、「怒りの感情」

元々、そんなに怒る方ではないんですよ私。
別に温和なわけじゃないんですけど。
不機嫌にはなりますけど、めっちゃ怒るってことはあんまり。
なんですがこの三年で数回、
「自分が怒るとこうなるのか」
っていう体験をしまして。

最初は怒りというか恐怖だと思ってたんですよ。
息が詰まって、指先が震える。
でもなんとか少し引いてその感覚を味わってみると、
頭に血が上ってる感じがするし、ぐっとこらえてる。
言葉が、口から飛び出そうとするのをこらえてるんですよ。
あぁ、これは怖いっていうか怒ってるんだ、と。
こんなに冷静さを失うんだ、と。

元々冷静な方かと言われればそれはまた微妙ですが!(◔⊖◔;)

こんな怒りの感情、もしかしたらない方が良いのか?
なんて思ったこともありました、が。
自然と浮かんでくる感情を押し殺したところで、
心のどっかに変な埋もれ方をするだけなんですよね。
それで別の人に、よろしくない方向で当たり散らしたら世話ない。

理不尽なことは耐えるほうが良いんだ、
なんて思たって私も人間です、無理でした!(あっさり)

そんなことに気づいたのが少し前。
そして今日もまたこんなことがあり、
帰宅後親しい友人にちょっと愚痴らせてもらった後、
怒りの感情を抱いた自分を必要以上には責めずに、

「まぁ、こちらにも悪い所は確かにあったし、
相手にも不安とか色々あったんだよ、頑張ったな私!」

と自分でも自分を労ってそれなりに落ち着く事ができました。
実際それどころじゃなくなりかけた雨は、
頭を冷やしてくれたのかもしれませんな……w
いやぁ「泣きっ面に蜂」と言われればそうなんですけど!

でもこの怒りの感情とそれが満ちた時に起きる体の反応。
これ、知れてよかったなって思うんですよ、割と。

なぜなら。
創作のネタになるから

……いやね、人って知らないことでも
想像をフルに働かせて書くって事もかなりできると思いますが。
(それなりに様々な世界に触れている必要はあると思いますけども)
知っていればより表現の幅が増えるでしょう!?
それもちょっとリアル感漂わせて!
具体的な心と体の変化を添えて!

というわけで私がこの仕事につくべきであったとするならば、
一番の理由は、この感情を自分の中に落とし込むことだったのかもなぁ、
なんて前向きなのか違うのか解らない考えに至るのでした。

でもまぁ、よりやりたい事に勤しむため、
いずれは抜け出したい場でもあります。
あんまりよろしくない循環してるのもわかってるし。
そのために今は、勉強と修練あるのみですなー╭(◔⊖◔)و ̑̑

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